論理積
やること
この教材では、
論理積 (and) を使って、複数の条件を組み合わせて判断するプログラムの書き方を学びます。このプログラムでは、
x
と
y
の2つの変数に対して条件を設定し、それらがどちらも成り立つ場合のみ処理を実行します。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
x=10
y=20
if x>5 and y<30 then
print "xは5より大きく、かつyは30より小さいです"
else
print "条件が満たされていません"
end if
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。実行した後は、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
xは5より大きく、かつyは30より小さいです
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
-
if
とelse if
は条件に応じて異なる処理を実行するための命令です。 -
and
は論理積を表す演算子で、両方の条件が同時に成り立つ場合にのみ「条件成立」とみなされます。 -
print
は画面に文字を表示するための命令です。
プログラムで行われていること
-
まず変数
x
に10
、変数y
に20
を代入します。 -
次に、
x
が5
より大きく、かつy
が30
より小さいかどうかを判断します。 -
この2つの条件がどちらも成り立つ場合、画面に「
x
は5
より大きく、かつy
は30
より小さいです」と表示されます。 - もし条件が満たされていない場合は、「条件が満たされていません」と表示されます。
学ぶべきこと
-
if
文を使って条件分岐を行う方法を学びます。 -
and
演算子を使うことで、複数の条件を組み合わせて論理的に判断する方法を理解します。 - 条件に応じて異なる処理を実行することができるようになります。
チャレンジ
-
変数
x
の値を3
に変更して実行してみましょう。条件が成り立たない場合の出力を確認してみてください。 -
条件を変更して、
y
が10
より大きい場合にだけメッセージを表示するようにしてみましょう。 -
条件をさらに複雑にして、
x
が5
より大きい、かつy
が20
以下 の場合にメッセージを表示するようにプログラムを修正してみましょう。