文字列連結
やること
この教材では、 文字列を入れておくための変数「文字列変数」と、複数の文字列を組み合わせて新しい文字列を作る仕組み「文字列連結」について学びます。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
firstname$="○○"
lastname$="△△"
fullname$=firstname$+lastname$
print "フルネームは: ";fullname$
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。実行した後は、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
フルネームは: ○○△△
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
-
文字列変数とは、文字列を保存するために使用される変数です。変数名の最後に「$」をつけて作成します。例えば、
firstname$
やlastname$
などが文字列変数です。 -
文字列連結は、
+
記号を使うことで複数の文字列を結合する方法です。fullname$=firstname$+lastname$
では、firstname$
とlastname$
の値が結合され、fullname$
に保存されます。 -
let
(省略されています)は変数に値を代入する命令です。firstname$
やlastname$
などの変数に文字列を代入しています。 -
print
は画面に文字を表示するための命令です。
プログラムで行われていること
-
firstname$
とlastname$
という文字列変数に名前の一部を代入しています。 -
これらの変数を
+
を使って結合し、新しい変数fullname$
にフルネームとして代入します。 -
最後に
print
命令を使って、結合されたフルネームを表示しています。
学ぶべきこと
-
文字列連結とは、複数の文字列を
+
を使ってつなげることです。 - 変数に文字列を代入し、それを使ってさらに操作することができます。
-
print
を使うことで、プログラムの実行結果を確認できます。
チャレンジ
-
firstname$
とlastname$
に自分の名前を入力し、フルネームを表示してみましょう。 -
print
の内容を変更して、「こんにちは、○○△△さん!」というメッセージを表示させてみましょう。 -
新しい変数
nickname$
を追加し、ニックネームを表示するようにプログラムを変更してみましょう。