プログラミング基礎 / レベル2

データ入力

やること

この教材では、 キーボードからユーザーが入力した情報をプログラム内で使用する方法を学びます。データ入力は、コンピューターとユーザーのやりとりにおいて非常に重要な要素です。

ステップ3

実行画面に以下のように表示されたら成功です。

あなたの名前を入力してください: たろう
あなたの年齢を入力してください: 25
こんにちは、たろうさん!
あなたは、25歳です

ステップ4

実行したプログラムを解説します。

使っている命令の簡単な紹介

プログラムで行われていること

  1. 最初に input 命令でユーザーに名前を入力してもらい、その値を name$ という変数に代入しています。
  2. 次に、もう一度 input 命令でユーザーに年齢を入力してもらい、その値を age という変数に代入しています。
  3. print 命令を使用して、「こんにちは、(名前)さん!」というメッセージを表示します。
  4. さらに、 print 命令で「あなたは(年齢)歳です」と表示します。変数 age は数値変数なので、「 + 」記号を使って文字列として連結することができません。その代わりに、「 ; 」記号を使っています。

学ぶべきこと

  • input 命令を使って、ユーザーからデータを入力してもらう方法を学びます。
  • 変数を使ってユーザーからの入力を保持し、その値を print 命令で使用することで、コンピューターがどのようにデータをやりとりするかを理解します。
  • ユーザーとの対話的なプログラムを作る基礎を学びます。

チャレンジ

  1. 「あなたの趣味を入力してください」という入力を追加し、その内容を使って「あなたの趣味は、〇〇です」と表示するようにプログラムを修正してみましょう。
  2. 入力された年齢が18歳以上かどうかをチェックし、18歳以上の場合は「運転免許を取れますね」、18歳未満の場合は「まだ運転免許は取れません」と表示するようにプログラムを追加してください。
  3. 5年後の年齢を計算して print で表示してください。

答えは次のページにあります。

チャレンジ問題の答え

「あなたの趣味を入力してください」という入力を追加し、その内容を使って「あなたの趣味は、〇〇です」と表示するようにプログラムを修正してみましょう。

input "あなたの名前を入力してください";name$
input "あなたの年齢を入力してください";age
input "あなたの趣味を入力してください";hobby$
print "こんにちは、"+name$+"さん!"
print "あなたは、";age;"歳です"
print "あなたの趣味は、"+hobby$+"です"

入力された年齢が18歳以上かどうかをチェックし、18歳以上の場合は「運転免許が取れますね」、18歳未満の場合は「まだ運転免許は取れません」と表示するようにプログラムを追加してください。

input "あなたの名前を入力してください";name$
input "あなたの年齢を入力してください";age
input "あなたの趣味を入力してください";hobby$
print "こんにちは、"+name$+"さん!"
print "あなたは、";age;"歳です"
print "あなたの趣味は、"+hobby$+"です"
if age>=18 then
  print "運転免許を取れますね"
else
  print "まだ運転免許は取れません"
end if

5年後の年齢を計算して print で表示してください。

input "あなたの名前を入力してください";name$
input "あなたの年齢を入力してください";age
input "あなたの趣味を入力してください";hobby$
print "こんにちは、"+name$+"さん!"
print "あなたは、";age;"歳です"
print "あなたの趣味は、"+hobby$+"です"
if age>=18 then
  print "運転免許を取れますね"
else
  print "まだ運転免許は取れません"
end if
print "5年後の年齢は、";age+5;"歳です"

レッスン完了

おめでとうございます!
データ入力のレッスンを終了しました!

次のレッスンも頑張りましょう。