データ入力
やること
この教材では、 キーボードからユーザーが入力した情報をプログラム内で使用する方法を学びます。データ入力は、コンピューターとユーザーのやりとりにおいて非常に重要な要素です。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
input "あなたの名前を入力してください";name$
input "あなたの年齢を入力してください";age
print "こんにちは、";name$;"さん!"
print "あなたは、";age;"歳です"
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。このプログラムは実行中に2回、ユーザーにデータ入力を求めます。
- 「あなたの名前を入力してください」と表示されるので、自分の名前を入力してEnterを押します。
- 次に「あなたの年齢を入力してください」と表示されるので、自分の年齢を入力してEnterを押します。
それを行った後、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
あなたの名前を入力してください: たろう
あなたの年齢を入力してください: 25
こんにちは、たろうさん!
あなたは、25歳です
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
-
input
は キーボードからデータを入力し、指定した変数に代入します。この例では、ユーザーの名前と年齢を入力します。 -
print
は画面に文字を表示するための命令です。 ここでは、入力された名前と年齢を表示しています。
プログラムで行われていること
-
最初に
input
命令でユーザーに名前を入力してもらい、その値をname$
という変数に代入しています。 -
次に、もう一度
input
命令でユーザーに年齢を入力してもらい、その値をage
という変数に代入しています。 -
print
命令を使用して、「こんにちは、(名前)さん!」というメッセージを表示します。 -
さらに、
print
命令で「あなたは(年齢)歳です」と表示します。
学ぶべきこと
-
input
命令を使って、ユーザーからデータを入力してもらう方法を学びます。 -
変数を使ってユーザーからの入力を保持し、その値を
print
命令で使用することで、コンピューターがどのようにデータをやりとりするかを理解します。 - ユーザーとの対話的なプログラムを作る基礎を学びます。
チャレンジ
- 「あなたの趣味を入力してください」という入力を追加し、その内容を使って「あなたの趣味は〇〇です」と表示するようにプログラムを修正してみましょう。
- 入力された年齢が20歳以上かどうかをチェックし、20歳以上の場合は「大人ですね!」、それ以下の場合は「まだ若いですね!」と表示するようにプログラムを追加してください。
-
入力された年齢に応じて異なるメッセージを表示し、さらなる入力を求めるプログラムを作成してください。ユーザーに年齢を入力してもらい、以下の条件に応じて処理を行います。
- 20歳未満の場合:「将来の夢は何ですか?」と入力を求め、その内容を「あなたの夢は〇〇ですね!」と表示します。
- 20歳以上かつ65歳未満の場合:「あなたの仕事は何ですか?」と入力を求め、その内容を「あなたの仕事は〇〇ですね!」と表示します。
- 65歳以上の場合:「最近楽しんでいることは何ですか?」と入力を求め、その内容を「最近楽しんでいるのは〇〇ですね!」と表示します。