繰り返し(for)
やること
この教材では、 繰り返し(for)について学びます。繰り返しとは、特定の処理を何度も繰り返して実行する仕組みのことです。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
for i = 1 to 10
print "現在の数値は:";i
next
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。実行した後は、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
現在の数値は:1
現在の数値は:2
現在の数値は:3
現在の数値は:4
現在の数値は:5
現在の数値は:6
現在の数値は:7
現在の数値は:8
現在の数値は:9
現在の数値は:10
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
-
for
とnext
という 2つの命令は、指定された範囲内で処理を繰り返すために使用します。 -
print
は画面に文字を表示するための命令です。
プログラムで行われていること
このプログラムでは、
i
の値を1から10まで増やしながら、各回数ごとに「現在の数値は:」というメッセージと共にその値を表示しています。
for
文は、
i
の値を
1
から
10
まで順番に変化させます。
next
で次の繰り返しに進みます。
学ぶべきこと
for
文を使うことで、特定の処理を複数回繰り返す方法を学びます。この繰り返しの仕組みは、プログラムを効率的に作成する上で非常に重要です。たとえば、同じ処理を何度も手動で書く必要がなくなります。
チャレンジ
次に、プログラムを少し変更してみましょう。以下の3つのカスタマイズを試してみてください。
-
繰り返しの範囲を
1
から20
に変更してみましょう。どのように表示が変わるか確認してみてください。 - 表示されるメッセージを「現在のカウントは:」に変更してみましょう。
-
特定の値でメッセージを変える条件を追加してみましょう。例えば、
i
の値が5
のときだけ、「これは特別な数です!」と表示するようにしてみてください。他の値のときは通常通り「現在の数値は:」と表示されるようにプログラムを修正してください。