変数の型
やること
この教材では、 変数の型について学びます。変数には数値、文字列、配列など異なる種類のデータを格納でき、それぞれの使い方を理解することが重要です。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
age = 25
name$ = "太郎"
scores@ = [80, 90, 100]
print "年齢: "; age
print "名前: "; name$
print "スコア: "; scores@[0]; ", "; scores@[1]; ", "; scores@[2]
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。実行した後は、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
年齢: 25
名前: 太郎
スコア: 80, 90, 100
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
-
print
は画面に文字を表示するための命令です。 -
=
は 変数に値を代入します。
プログラムで行われていること
このプログラムでは、変数に異なる型の値を格納しています。
-
age
には数値25
を代入しています。これは数値型の変数です。 -
name$
には文字列 "太郎" を代入しています。$
は文字列型の変数を示しています。 -
scores@
には数値の配列[80, 90, 100]
を代入しています。@
は配列型の変数を示しています。 -
それぞれの変数を
print
命令で表示しています。
学ぶべきこと
- 変数には異なる型(数値、文字列、配列)があり、各型の使い方に応じてプログラムを書く必要があります。
-
文字列型変数は
$
を付けて定義します。 -
配列型変数は
@
を付けて定義し、個々の要素にアクセスする際は[]
を使います。
チャレンジ
-
age
を数値ではなく文字列に変更してみましょう。例えば、age$ = "二十五"
として、どのように出力が変わるか確認してください。 -
scores@
の 2 番目の要素を変更してみましょう。例えば、scores@[1] = 95
として、変更後の配列を表示してみてください。 -
print
命令を使って、name$
の後に「さん」という文字列を追加して表示してみましょう。