関数の利用
やること
この教材では、関数の利用について学びます。関数を使ってランダムな値を生成し、それを画面に表示する方法を習得します。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
for i=1 to 5
randomNumber=random(1,10)
print "ランダムな値: ";randomNumber
next
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。実行した後は、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
ランダムな値: 3
ランダムな値: 7
ランダムな値: 2
ランダムな値: 5
ランダムな値: 9
※実際の値はランダムに生成されるため、上記の結果とは異なる可能性があります。
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
-
for
とnext
は 特定の回数分、命令を繰り返し実行するために使用します。 -
random(1,10)
は 1から10の範囲でランダムな数値を生成する関数です。 -
print
は画面に文字を表示するための命令です。
プログラムで行われていること
このプログラムでは、
for
ループを使用して、5回繰り返し処理を行っています。各ループ内で、
random(1,10)
関数を使って1から10の範囲でランダムな数値を生成し、それを変数
randomNumber
に代入します。その後、
print
命令を使って生成されたランダムな数値を表示します。
学ぶべきこと
このプログラムを通じて、Jasmine Teaで関数を使う方法と、その結果を変数に保存し、表示する流れを学びます。特に、ランダムな数値を生成する関数
random
の使い方と、ループ処理を通じて複数回の操作を簡潔に行う方法について理解を深めます。
チャレンジ
-
for
ループの回数を10回に変更して、さらに多くのランダムな数値を生成してみましょう。 -
ランダムな数値の範囲を
1
から100
に変更して、大きな値が表示されるようにしてみましょう。 - 2で作ったプログラムを元にランダムに生成された数値が 50以上70以下 の範囲にあるかを判定し、その結果を表示するようにプログラムを修正してみましょう。