関数宣言
やること
この教材では、 関数の作り方について学びます。Jasmine Teaにおける関数は、複雑な計算や処理をまとめて名前をつけたもので、同じ処理を何度も使いたいときに役立ちます。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
function add(a,b)
return a + b
end function
result=add(3,5)
print "計算結果:";result
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。実行した後は、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
計算結果: 8
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
-
function
は関数を定義するための命令です。今回はadd
という名前の関数を定義し、2つの引数a
とb
を受け取ります。 -
return
は関数が計算した結果を返す命令です。 -
print
は画面に文字や数値を表示する命令です。
プログラムで行われていること
このプログラムでは、
add
という名前の関数を宣言しています。この関数は2つの引数
a
と
b
を受け取り、それらの和を計算して返します。その後、
add(3,5)
を呼び出して、その結果を
result
変数に代入し、
print
命令を使って「計算結果: 8」と表示しています。
学ぶべきこと
- 関数の定義方法と、引数を使った計算の仕組みを学びます。
-
return
を使って計算結果を関数から返す方法を理解します。 - 関数を使うことで同じ処理を簡単に再利用できる利点を学びます。
チャレンジ
-
関数
subtract(a, b)
を作って、引き算を行う処理を追加してみましょう。そしてprint
を使って結果を表示してみてください。 -
新しい関数
multiply(a, b)
を作り、掛け算を行う処理を追加してください。その結果をprint
で表示してみましょう。 -
関数
add
を改良して、3つの引数a, b, c
を受け取り、3つの数値の和を計算できるようにしてみてください。