繰り返し(do)
やること
この教材では、
繰り返し処理について学びます。繰り返し処理を使うことで、同じ命令を何度も実行することができます。この教材では、
do
命令を使って簡単な繰り返し処理を体験します。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
count=0
do
print "繰り返し回数:";count
count=count+1
loop
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。このプログラムは無限ループになるため、一定時間後に止めるボタンを押してプログラムを停止してください。その後、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
繰り返し回数:0
繰り返し回数:1
繰り返し回数:2
繰り返し回数:3
...
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
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do
とloop
は繰り返し処理を行うためのブロックを作ります。do
からloop
までの間に記述された命令が繰り返されます。 -
print
は文字列や変数の値を画面に表示します。 -
count=count+1
は変数count
の値を1ずつ増やすための命令です。
プログラムで行われていること
このプログラムは、変数
count
を0に初期化し、
do
から
loop
の間の処理を繰り返します。繰り返しのたびに、
print
命令で現在の
count
の値を表示し、その後
count
の値を1ずつ増やします。これにより、
count
の値がどんどん増加していく様子が確認できます。
学ぶべきこと
繰り返し処理を使うことで、同じ処理を何度も実行することが可能です。このプログラムを通じて、
do
と
loop
を使った基本的な繰り返し処理を学びます。また、変数の値を更新しながら繰り返しを行うことで、ループの中で変化するデータを扱うことができます。
チャレンジ
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count
の初期値を変更して、プログラムの動作を確認してみましょう。例えば、count=5
からスタートさせてみてください。 -
繰り返しの中で、
count
の値が特定の値(例えば 5)よりも大きくなったときにメッセージを変えるように変更してみましょう。 -
繰り返し回数が10回に達したらループを終了するように、
do while count<10
を使って条件を追加してみましょう。-
while
は条件を指定する構文で、指定した条件が成立している間、ループが実行されます。条件が成立しなくなるとループが終了します。 -
do while
はループの始まりで条件をチェックします。そのため、条件が初めから満たされない場合は、ループは1度も実行されません。
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