反復抜けだし
やること
この教材では、 繰り返し処理から条件を満たした場合に抜ける方法について学びます。これにより、プログラムが効率的に動作する方法を学ぶことができます。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
count=0
do
print "繰り返し回数:";count
if count=5 then
print "条件を満たしたのでループを終了します。"
exit do
end if
count=count+1
loop
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。実行した後は、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
繰り返し回数:0
繰り返し回数:1
繰り返し回数:2
繰り返し回数:3
繰り返し回数:4
繰り返し回数:5
条件を満たしたのでループを終了します。
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
-
do ... loop
は指定した範囲のコードを繰り返し実行する命令です。 -
if ... then
は条件に応じて特定の命令を実行するための構文です。 -
exit do
はdo ... loop
のループから強制的に抜ける命令です。
プログラムで行われていること
このプログラムは、
count
という変数を使って 0 から始まり、数値を順次増やしながら繰り返し実行します。毎回、繰り返しの回数を表示し、
count
が 5 に達したときにループから抜け出します。
exit do
によって、条件を満たしたらループを終了する仕組みを確認できます。
学ぶべきこと
この教材を通じて、特定の条件で繰り返し処理から抜け出す方法を学びます。これにより、無限ループを防ぎ、効率的なプログラムを作成する技術を身につけることができます。
チャレンジ
-
count=10
からスタートし、count
が 15 になったらループを終了するようにプログラムを変更してみましょう。 -
ループが終了した後に、
print "ループが終了しました"
を追加して、ループ終了時にメッセージを表示するようにプログラムを変更してみましょう。 -
count
が 7 に達した場合にループから抜けるようにし、さらにその前にprint "特定の条件を満たしたため、終了準備中..."
を表示するようにプログラムを変更してみましょう。