多次元配列
やること
この教材では、 多次元配列の操作について学びます。多次元配列を用いることで、表形式のデータや複雑な構造を扱う方法を学習します。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
matrix@=[[1,2,3],[4,5,6],[7,8,9]]
for i=0 to len(matrix@@)-1
for j=0 to len(matrix@@[i])-1
print "matrix[";i;"][";j;"]=";matrix@@[i][j]
next
next
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。実行した後は、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
matrix[0][0]=1
matrix[0][1]=2
matrix[0][2]=3
matrix[1][0]=4
matrix[1][1]=5
matrix[1][2]=6
matrix[2][0]=7
matrix[2][1]=8
matrix[2][2]=9
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
-
matrix@=[[1,2,3],[4,5,6],[7,8,9]]
は多次元配列を作成します。配列は複数の要素をまとめて格納できるデータ構造で、この例では3x3の配列を作成しています。 -
for
は 繰り返し処理を行う命令です。このプログラムでは、配列の各要素にアクセスするために2重のforループを使用しています。 -
print
は指定された文字列や値を画面に出力します。
プログラムで行われていること
-
matrix@
という多次元配列を作成します。各要素は行と列で表されます。 -
外側のループ (
for i
) で行を指定します。 -
内側のループ (
for j
) で列を指定し、各要素にアクセスします。 -
print
を使って配列のインデックスと値を表示します。
学ぶべきこと
- 多次元配列の作成方法。
- 配列の各要素にアクセスする方法。
- 2重ループを使った配列の操作。
チャレンジ
-
配列の内容を変更する:
matrix@
の内容を以下のように変更して実行してみましょう。matrix@=[[10,20,30],[40,50,60],[70,80,90]]
-
列のサイズを変更する:
matrix@
のサイズを4x4に変更して、新しい値を追加してください。matrix@=[[1,2,3,4],[5,6,7,8],[9,10,11,12],[13,14,15,16]]
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特定の要素のみを表示する:
if
文を追加して、偶数のみを表示するように変更してみましょう。