変数
やること
この教材では、 変数の使い方について学びます。変数とは、プログラムの中で数値や文字列を一時的に記憶しておくための「箱」のようなものです。この教材では、変数に値を代入し、その変数を使って計算を行う方法を学びます。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
let apples=3
let oranges=5
let total=apples+oranges
print "合計は";total;"個です"
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。実行した後は、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
合計は8個です
ステップ4
このプログラムでは、次のことを学びます。
使っている命令の簡単な紹介
-
let
命令は、変数に値を代入するために使います。このプログラムでは、りんごの個数をapples
、オレンジの個数をoranges
という変数に代入しています。 -
実は、
let
命令は省略することができ、例えばapples=3
のように書くことも可能です。 -
print
命令は、画面に文字や計算結果を表示します。
プログラムで行われていること
-
let apples=3
で、変数apples
に3
を代入します。 -
let oranges=5
で、変数oranges
に5
を代入します。 -
let total=apples+oranges
で、apples
とoranges
の合計を計算し、変数total
に代入します。 -
print
"合計は" ;total; "個です"
で合計の結果を画面に表示します。
学ぶべきこと
- 変数を使うことで、数値や文字列を一時的に記憶し、プログラム内で再利用することができる。
- 計算結果を別の変数に代入し、それを表示することで、プログラムがどのように値を操作しているかを理解することができる。
チャレンジ
-
oranges
の値を変更して、異なる合計を計算してみましょう。例えば、oranges=10
に変更して実行するとどうなるか確認してみてください。 -
新しい果物の変数(例えば
pears
)を追加し、合計に含めてみましょう。let pears=2
を追加して、total
に加算してください。 -
print
命令を使って、apples
やoranges
の個数をそれぞれ別々に表示してみましょう。例えば、print "りんごは";apples;"個です"
のようにしてみてください。