不等号
やること
この教材では、不等号を使って2つの変数が異なるかどうかを条件分岐で確認する方法を学びます。条件分岐命令を使って、不等号の使い方を理解しましょう。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
a=15
b=20
if a<>b then
print "aとbは異なります"
else
print "aとbは等しいです"
end if
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。実行した後は、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
aとbは異なります
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
-
if
とelse
命令は、条件分岐を行うために使います。if
で指定した条件が成立すれば、そのブロックが実行されます。成立しない場合はelse
のブロックが実行されます。 -
<>
は「異なること」を意味する不等号です。a <> b
という条件は「a
とb
が異なる場合」に真となります。 -
print
命令は、画面に文字を表示するために使用されます。
プログラムで行われていること
-
まず、変数
a
に 15、変数b
に 20 が代入されます。 -
if a <> b then
でa
とb
が異なるかどうかを判定します。この場合、a
とb
は異なるため、「 aとbは異なります 」というメッセージが表示されます。
学ぶべきこと
- 条件分岐を使うことで、プログラムの流れを状況に応じて変えることができることを学びます。
-
不等号
<>
の使い方を理解し、2つの値が異なる場合の条件判定ができるようになります。
チャレンジ
-
変数
a
やb
の値を変更して、プログラムの実行結果がどう変わるか試してみましょう。 -
条件文を変更して、
a > b
のような他の不等号を使ってみてください。a
がb
より大きいかどうかを判定できます。 -
else if
を使って、例えばa < b
の場合には「 aはbより小さいです 」と表示するように、条件を追加してみましょう。