時間の計測
やること
この教材 では、時間の計測を行う方法を学びます。この例では、プログラム実行中に経過時間を表示し、一定時間経過後に終了するプログラムを作成します。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
start_time=time()
do
elapsed_time=(time()-start_time)/1000
print "経過時間:";elapsed_time;"秒"
if elapsed_time>=10 then
print "10秒経過しました。プログラムを終了します。"
exit do
end if
pause 500
loop
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。実行した後は、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
- 経過時間が0.5秒ごとに更新されて表示されます。
- 10秒経過すると「10秒経過しました。プログラムを終了します。」と表示され、プログラムが終了します。
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
-
time
は現在の時間をミリ秒単位で取得する関数です。 -
pause
はプログラムの実行を指定したミリ秒だけ停止する命令です。
プログラムで行われていること
-
time
関数 でプログラムの開始時間を取得します。 - ループ内で現在の時間との差を計算し、経過時間を秒単位で表示します。
- 経過時間が10秒を超えると、ループを終了します。
学ぶべきこと
- プログラム実行中の時間を計測する方法。
- 一定時間の処理を行う方法。
チャレンジ
- 経過時間を1秒ごとに表示するように変更してみましょう。
- 計測する時間を5秒や15秒に変更して、終了メッセージをカスタマイズしてみましょう。
- 2秒ごとに画面上にメッセージを表示する機能を追加してみましょう。