一定時間ごとの処理
やること
この教材 では、一定時間ごとに処理を実行する方法を学びます。この例では、指定した時間間隔でメッセージを表示するプログラムを作成します。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
interval=2000
last_time=time()
do
current_time=time()
if current_time-last_time>=interval then
print "一定時間が経過しました"
last_time=current_time
end if
loop
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。このプログラムは無限ループになるため、一定時間後に止めるボタンを押してプログラムを停止してください。その後、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
- プログラムが実行を開始し、2秒ごとに「一定時間が経過しました」と表示されます。
- プログラムはループ内でこの処理を繰り返します。
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
-
time
は現在の時間をミリ秒単位で取得する関数です。 -
print
はメッセージを画面に表示する命令です。
プログラムで行われていること
-
time
関数 でプログラムの開始時点の時間を取得します。 - ループ内で現在の時間を取得し、指定した間隔(2000ミリ秒)を超えた場合にメッセージを表示します。
- 表示後に最後の実行時間を更新し、次の間隔まで待機します。
学ぶべきこと
- 一定時間ごとに処理を実行する方法。
- 時間を計測して条件分岐を行う方法。
チャレンジ
- 時間間隔を1000ミリ秒や3000ミリ秒に変更して、メッセージ表示の頻度を変えてみましょう。
- 一定時間ごとに異なるメッセージを順番に表示する機能を追加してみましょう。
- 一定時間ごとにメッセージを表示した後に、指定する回数表示されたらプログラムを終了する機能を追加してみましょう。