クリック検知
やること
この教材 では、Jasmine Tea のプログラムで画面上のクリックやタップの位置を検知する方法を学びます。これにより、ユーザーの操作に応じた動作を実現するプログラムを作成できます。
ステップ1
エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。
print "画面をクリックまたはタップしてください"
do
tap x,y
if x<>-1 then
print "クリック位置: (";x;",";y;")"
end if
loop
ステップ2
エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。このプログラムは無限ループになるため、一定時間後に「止める」ボタンを押してプログラムを停止してください。その後、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。
では、「▶実行」ボタンを押してください。
ステップ3
実行画面に以下のように表示されたら成功です。
- 画面をクリックまたはタップすると、その位置(X座標, Y座標)が表示されます。
ステップ4
実行したプログラムを解説します。
使っている命令の簡単な紹介
-
print
は指定したテキストを画面に表示する命令です。 -
tap
はユーザーのクリックまたはタップを検知し、その座標を取得する命令です。クリックやタップがない場合、x=-1
と返します。 -
exit do
はdo-loop
を終了する命令です。
プログラムで行われていること
-
print
命令で「画面をクリックまたはタップしてください」と表示します。 -
do-loop
内でtap
命令を使用し、画面上のクリックまたはタップ位置を検知します。 -
座標が
x<>-1
の場合、クリック位置を表示します。
学ぶべきこと
- クリックやタップの位置を検知する方法。
- クリックされた座標に応じて処理を実行する方法。
チャレンジ
- クリック位置が特定の範囲内(例: X座標100〜200, Y座標100〜200)の場合に「指定範囲内をクリックしました」と表示する処理を追加してみましょう。
- クリックされた位置に円や四角形を描画するプログラムを作成してみましょう。
- クリック位置が画面の左半分か右半分かを判定し、「左側をクリックしました」または「右側をクリックしました」と表示するプログラムを作成してみましょう。