Jasmine Teaプログラミング

音楽の再生

やること

この教材 では、Jasmine Tea のプログラムで音楽を再生する方法を学びます。これにより、簡単なメロディーを作成し、再生するプログラムを作成できます。

ステップ3

実行を押した後、以下のように動作したら成功です。

ステップ4

実行したプログラムを解説します。

使っている命令の簡単な紹介

play は指定された音符列を再生する命令です。

Music MacroLlanguage(音符列)の記述方法:

コマンド 説明
cx, dx, ex, fx, gx, ax, bx 音階をアルファベットで指示します(c: ド 〜 b: シ)。音長は、各音程のあとの x(1 〜 64)で指示します。音調は、例えば 4 を指定したときは、4分音符となります。x を省略したときは、lx コマンドで指定された音長となります。
+, # 音階のアルファベットのあとに書くことで、音階を半音上げます。c+4 のように書きます。
- 音階のアルファベットのあとに書くことで、音階を半音下げます。c-4 のように書きます。
. 音長の数値のあとに書くことで、付点音符を指示します。音長が 1.5 倍になります。
rx 休符を指示します。休符の長さは x(1 〜 64)で指定します。x を省略したときは、lx コマンドで指定された長さとなります。
lx 音長の初期値を指示します。x には、1 〜 64 までの数値を書きます。例えば 4 を指定したときは、4分音符となります。省略時の音長は、4 です。
ox オクターブを指示します(1 〜 9)。省略時のオクターブは、4 です。
< オクターブを1つ下げます。
> オクターブを1つ上げます。
tx テンポ(bpm)を指示します。x は 32 〜 255 の数値を指定します。省略時のテンポは、120 です。
vx 音量を指示します。x は 0 〜 10 の数値を指定します。省略時の音量は 5 です。
{...}x 連符を指示します。x で指定された音長を、{...} 内の音符の個数で等分します。x は 1 〜 64 の数値を指定します。
qx 音長(ステップタイム)と実際に音を出している長さ(ゲートタイム)の比を指定します。x は 1 〜 8 の数値を指定します。ゲートタイム/ステップタイムの比は、x/8 で計算されます。省略時は、q7 です。
@x 音色を指定します。x は 0 〜 3 の数値を指定します。0: 正弦波 1: 短形波 2: のこぎり波 3: 三角波

プログラムで行われていること

学ぶべきこと

チャレンジ

  1. 別の音符列を作成して、オリジナルのメロディーを再生してみましょう。
  2. テンポやオクターブを変更して、異なる雰囲気の音楽を作成してみましょう。
  3. 和音(複数の音符を同時に再生する)を使用して、簡単なコード進行を作成してみましょう。