Jasmine Teaプログラミング

スプライトの衝突判定

やること

この教材では、Jasmine Tea のプログラムでスプライト同士が衝突したかどうかを判定する方法を学びます。

ステップ1

エディターに以下のプログラムを入力してみましょう。

show 0,(100,120)
show 1,(180,120)

direction 0,3
speed 0,5
distance 0,100
move 0

do
  if crash(0,1) then
    print "衝突しました！"
    stay 0
    exit do
  end if
loop

print "プログラム終了"

ステップ2

エディターの右下にある「▶実行」ボタンを押すと、入力したプログラムが実行されます。実行した後は、画面の右上にある「ドキュメント」タブを押して、ここに戻ってきてください。

では、「▶実行」ボタンを押してください。

ステップ3

実行画面に以下のように表示されたら成功です。

jasminetea-7-1

スプライト0がスプライト1に向かって動き、衝突すると「衝突しました！」と表示されます。その後、プログラムが終了します。

ステップ4

実行したプログラムを解説します。

使っている命令の簡単な紹介

show はスプライトを画面に表示する命令です。
direction はスプライトの動く方向を設定する命令です。
speed はスプライトの速さを設定する命令です。
distance はスプライトが動く距離を設定する命令です。
move は指定したスプライトを動かす命令です。
crash は2つのスプライトが衝突しているかを判定する命令です。
stay はスプライトの動きを止める命令です。
exit do は do-loop のループを終了する命令です。

プログラムで行われていること

show 0,(100,120) と show 1,(180,120) でスプライト0と1を表示します。
direction 0,3 でスプライト0の動く方向を右（3）に設定します。
speed 0,5 でスプライト0の速さを5に設定します。
distance 0,100 でスプライト0の移動距離を100に設定します。
move 0 でスプライト0を動かします。
do-loop の中で、 crash(0,1) を使いスプライト0と1が衝突しているか判定します。
衝突した場合、メッセージを表示してスプライトを止め、ループを終了します。
衝突判定が終了すると「プログラム終了」と表示されます。

学ぶべきこと

スプライト同士の衝突を判定する方法。
衝突時の処理をプログラムに組み込む方法。
ループを使った継続的な判定の方法。

チャレンジ

スプライトの初期位置を変更して、異なる条件で衝突させてみましょう。
speed や distance の値を変更して、衝突のタイミングを調整してみましょう。
新しいスプライトを追加して、複数のスプライトが衝突する場合の動きを試してみましょう。