花火

説明

画面中央から画面外側に向かって花火のように●が広がります。

Studioで試す

以下のリンクから Jasmine Tea でこのサンプルプログラムを Studio 画面で開いて実際に試すことができます。プログラムを実行したいときは、エディターの右下にある青色の「実行」ボタンを押してください。

Studio で開く

プログラム

// 花火
x=320
y=200
for i=1 to 5
  for n=10 to 380 step 5
    cls
    // 花火を表示
    for deg=0 to 360 step 30
      x2 = x+n*cos(deg)
      y2 = y+n*sin(deg)
      if ((x2>=0) AND (x2<=639) AND (y2>=0) AND (y2<=399)) then
        circle (x2,y2),4,6,6
      end if
    next
  next
next

解説

2,3行目で花火の中心座標を変数に入れています。

4行目では花火が5回打ち上がるように繰り返し処理をしています。

5行目は花火の広がり具合を繰り返し処理します。変数nの値は花火の半径になります。stepの値を大きくすると素早く花火が広がります。値を小さくするとゆっくり広がるようになります。

6行目で画面を消去しています。

8行目で花火の●を12個(360÷30=12)描くように繰り返し設定をしています。変数の値が中心座標からの円の角度になります。

9行目で花火のX座標、9行目で花火のY座標を計算しています。座標は以下の計算式で求めることができます。

X座標 = 中心X座標+長さ×cos(角度)

Y座標 = 中心Y座標+長さ×sin(角度)

11行目では描く●の座標値が画面内(0≦X≦639、0≦y≦399)かどうかを調べています。画面内の場合は11行目が処理され●が描かれます。単純に黄色の単色で描画していますが、処理速度に余裕があれば赤と青を交互に表示すれば、より輝いて見えるようになります。ただし、赤青の交互の点滅は人によっては具合が悪くなったりすることがあるので注意してください。