確率モデル(サイコロ)問題2

説明

確率モデル(サイコロ)問題1で作ったプログラムを使って、100回サイコロを振った結果を記録するプログラムを作ります。

結果は、saikoroという名前の配列に代入します。最後に、確認のため配列の中身を画面に表示します。

ヒント

* 配列の使い方をプログラマーズガイドやリファレンスで確認しよう

* 配列の中に結果を代入したり、画面に表示したりするためには決まった回数の繰り返しが必要です。

Studioで試す

以下のリンクから Jasmine Tea でこのサンプルプログラムを Studio 画面で開いて実際に試すことができます。プログラムを実行したいときは、エディターの右下にある青色の「実行」ボタンを押してください。

Studio で開く

プログラム

saikoro@=[]
  
for i = 1 to 100
  saikoro@[i] = random(1,6)
next

for i = 1 to 100
  print saikoro@[i];" ";
next

解説

1行目で配列を宣言しています。

3行目で1からはじめて100までの数値をforを使って変数iに入れていきます。このiは4行目で、配列saikoroの添え字として使われます。

4行目で添え字iの配列saikoroに、random関数を使って1~6までのランダムな数値を代入します。

7行目で1からはじめて100までの数値をforを使って変数iに入れていきます。このiは8行目で、配列saikoroの添え字として使われます。

8行目で配列saikoroに代入した数値を画面に表示します。saikoro[i]のあとについている;" ";は、前の数値のあとにスペースを挟んで次の数値を表示するためのものです。print命令1回ごとに改行が入ると、表示できる行数の制限があるため、直近20回の結果しか確認できません。

問題の引用元:

文部科学省「高等学校情報科「情報Ⅰ」教員研修用教材 第3章 コンピュータとプログラミング」(2020)