コメント
プログラムには、命令や関数などが数多く書かれます。プログラムが長くなればなるほど、複雑になればなるほど、コンピューターにどんなことをお願いしようとしているのかがわかりにくくなります。
作成されたプログラムを後日読んで理解しやすくするために、プログラムにコメントを書くことができます。コメントは、普段私達が話している言葉で、プログラムの各場所でどんなことをしたかったのかを書き残しておくことができます。
コメントは、プログラムの実行に何ら影響しません。コンピューターはコメントを無視します。
コメントを使う理由はいくつかありますが、主に次のような目的で使われます:
- 説明を加える: 自分が書いたコードが何をしているのかを簡単に説明できます。これは自分が後でコードを見返した時や、他の人があなたのコードを読む時に非常に役立ちます。
- プログラムを一時的に無効にする: コメントを使ってプログラムの一部を一時的に無効にすることができます。これを「コメントアウト」と言います。プログラムをテストするときに特定の部分だけを無視したい時に便利です。
Jasmine Tea では、コメントは「rem」「//」「'」のいずれかで書き始めます。それら以降から行末まで、自由に説明などを書くことができます。
rem この行は無視されます。
' この行も無視されます。
// この行も実行に影響しません。
また、コメントは以下のように命令の後ろにも書くことができます。
print "Hello, world" rem このコメントは無視されます。
beep ' このコメントも無視されます。
if not moving(0) then // このコメントも実行に影響しません。
わかりやすいプログラムを書くために、上手にコメントを書いていきましょう。