Jasmine Tea語に変換しよう~算術演算子~

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所要時間: 10分程度

今回の内容

  • コンピューターに伝わる言語で書く
  • コンピューターを使って計算をする
  • 算術演算子を使ってみる

コンピューターに伝わる言語で書く

コンピューターには、人間の言葉そのままでは伝わりません。

コンピューターにしてほしいことを伝えるために作られた言語はたくさんあります。実は、Jasmine Teaもそのひとつです。

Jasmine Teaでプログラムを書くときは、Jasmine Teaの言葉で書きましょう。このチュートリアルではそのことを「お願いをJasmine Tea語に変換する」と表現しています。

🗒️覚えよう

コンピューターに何かをお願いするときは、プログラミング言語を使う
(Jasmine Teaもプログラミング言語のひとつ)

コンピューターを使って計算をしよう

Jasmine Tea語を使ってお願いできることのうち、簡単な計算を体験します。

Jasmine Teaで使える算術演算子

算術演算子とは:

コンピューターに、たし算やかけ算などの基本的な計算をしてもらうときに使う記号

🗒️覚えよう

演算子 計算内容 数学での表現
+ たし算 a+b a + b
- ひき算 a-b a ー b
* かけ算 a*b a × b
/ わり算 a/b a ÷ b
% わり算の余り a%b a ÷ b の余り

参照: プログラマーズガイド 式と計算

計算式をJasmine Tea語に変換して計算してもらおう

コンピューターに「10+2」の計算をしてもらいましょう。

友達に計算をお願いするときには「10+2は?」と聞くと思います。

でも、10+2=と書いただけでは、コンピューターは動くことができません。

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もし、コンピューターと会話ができたらこんなやり取りになるかもしれません。

🙂10+2は?

⌨️コンピューターが動くには情報が足りてマセン。10+2をどうしたいデスカ?

😳 どうしたいか?

⌨️ たとえば、計算結果を表示するなら「print」という命令を使イマス。それがあると動ケマス。

😄 じゃあそれを使って、コンピューターに分かるように書き直そう。

⌨️ Jasmine Tea語で書く

print 10 + 2

今度は正しく実行されるか、コピペして実行ボタンを押してみてください。

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ちゃんと計算結果が表示されました。

実際には、プログラミング言語には会話機能はありません。ですから、コンピューターを使う人間が、コンピューターのお約束を学ぶ必要があります。

ただ、基本のチュートリアルを最後までクリアすれば、コンピューターのお約束も自然と身に付くので安心してください。

ここで出てきた「命令」については、次回のチュートリアルで早速学習します。

いろんな算術演算子を使ってみよう

このチュートリアルに掲載された表には、他の演算子もありました。プログラムを自分でアレンジして、それぞれ実行してみましょう。

<練習>

"+(足す、プラス)"を、それ以外の算術演算子に書き換えてください

ヒント キーボードの中から表と同じ記号を探す。そのキーを打っても出てこない場合は、shiftキーも使ってみる。

参照: チュートリアル②「キーボードに慣れよう

書き換えられたら、実行して結果を確認してみてください。

今回のおさらい

  • コンピューターに何かをお願いするときは、プログラミング言語を使う
    (Jasmine Teaもプログラミング言語のひとつ)