input

働き

キーボードから文字や数値を入力し、変数に代入します。

文法

input [<メッセージ>;] <変数1>[,<変数2> …]
input [<メッセージ>,] <変数1>[,<変数2> …]
  • メッセージ - 画面に表示する文字列
  • 変数 - キーボードから入力された文字列や数値を代入する変数

説明

input は、キーボードから入力された文字列や数値を、指定された変数に代入します。変数は、文字列変数と数値変数のどちらでも指定することができます。

変数は、「,」(カンマ記号)区切りで、複数指定することができます。2つ以上の変数が指定されたときは、キーボードから実際に入力する際にも「,」を使って複数の文字列や数値を入力することになります。もし変数と入力値の個数が違っていた場合は、以下の動作となります。

  • 変数の個数が少なかった場合 - 余分に入力された文字列や数値は無視されます。
  • 変数の個数が多かった場合 - 入力値がなかった変数は、初期値(数値型の変数の場合は 0、文字列型の変数の場合は "")が代入されます。

文字列型の変数を指定した際には、入力値が数字(1)であった場合も文字("1")として代入されます。それに対して、数値型の変数を指定した際、入力値が数値ではなかった(a)場合は、エラーとなります。また、配列の要素が指定されたときは、入力された内容が数値として見なされる場合は数値が代入され、それ以外の時は文字列が代入されます。

input のあとに文字列を指定すると、その文字列が表示された後に入力待ちとなります。その際、文字列と変数の間に「;」を使用すると、文字列の末尾に「?」が追加されて表示されます。文字列と変数の間に「,」を使用すると、「?」の追加は行われません。

サンプルプログラム

rem input
input "a=";a
input "b=";b
c=a+b
print "a+b=";c